
29601 函館本線 小樽築港駅 1974.01.05

29601 函館本線 小樽築港機関区 1974.01.05

29601 函館本線 滝川機関区 1975.07.29
使用機材
カメラ MINOLTA SRT101
レンズ MC ROKKOR 55mm f/1.7
デフ無しキューロクの思い出
幼少期から少年期にかけて毎日のように眺めた数字だけの変な機関車がキューロク
そのキューロクには必ずデフレクターが装備されているのに本に出ていたキューロクにはデフが無い
子供心にデフ無しキューロクに惹かれるものの毎日やって来るのはいつものキューロクであり勿論デフつき。
それから暫くして中坊となって帯広運転区に初めて訪れた時に見たのが新津から甲種回送された直後の39697
まだ足回りはロッドが外され荒縄がかけられたままであり区名札挿しには新津からの送状が刺さっていた。
その時見た39697こそがデフ無しキューロク初対面の瞬間であったがこの罐一瞬にして
追分機関区の19671とトレードとなりデフ無しキューロクはまたしても幻の存在に。
そのすぐ後に小樽築港機関区へC622とC623を見に出向きその際に何両かのデフ無しキューロクを見るも
現金な奴のようで目はC62オンリーモード(笑)
翌年(昭和48年)秋に小樽築港機関区が無煙化となるも手宮駅や築港駅の入換と排泄運用は翌春まで残っていると聞いて
やっと念願のデフ無しキューロクしかも働く姿をパチリとしたのがこの一枚
この日入換仕業に就いていたのは29601、29675、79615、79618の4両。
デフ無し機が2両と二つ目機が2両と言う今にして思えば美味しいキューロク達でした。
この29601その後滝川機関区へ異動となり根室本線の芦別までの運用に就いていた事もあったようです。
今でもC10やC12と言ったデフ無し機に魅惑を感じてしまうのはこのデフ無しキューロクの因果かも知れません。
真岡で空機として稼働する49671現役時代はデフ無し機だっただけにデフを外して往時の姿に戻してくれたならと思うところです。
9月6日キューロクの日という事で今週は「月曜鉄どうでしょう」とさせていただきます。