241.4Kpt (函館本線)

C623+スハフ44系5B 函館本線 蘭島〜塩谷1988.05.21
使用機材
カメラ MINOLTA XD
レンズ ROKKOR MD200mm f/4.0
フィルム Neopan SS
6月のマンスリー企画
C623モノクローム画で綴るkept めぐりVol5ラストはテッパン撮影地から241.4キロポスト
正式名称は一本木跨線橋なるも皆通称で呼ぶ事が多く「蘭塩」「金五郎」などと呼ばれた
比較的キャパのある撮影地でありニセコ、倶知安方面で撮影後余市停車の間にここに先回りできるとあって
追っかけポイントの王的な立ち位置であった。
さて掲載画ですがご覧の通りの現役然プンプン匂わせる似非現役風の一枚
急行ニセコがDL化されてC62の任が解かれた昭和46年9月
梅小路入りが控えていたC622は小樽から長万部間を往復する132.137レで余生を送っていた。
2号機が梅小路に異動し残された3号機は用途廃止の運命が待つていたのだが
往時の鉄道ファン達の延命嘆願が叶い132.137レの運用に就き検査期限の昭和48年秋まで運行した。
その当時のイメージが飾らない罐の雰囲気と色合いが不揃いの客車屋根から醸し出ている様に思えるのは
ネオパンSSの再現力による物であろうかどうかは見た人の目に委ねよう。