fc2ブログ
2020_09
05
(Sat)07:00

残煙の轍跡(山口線)

三人展 一文字テーマブログ競作展
             第五回 『残』

20200904221438fbe.jpeg
D51200+35系4000番台5B 山口線 津和野〜船平山 2018.12.15

冬枯れする牧ヶ野の道を行くD51によるやまぐち号
12月の中旬ともなれば気温も低く尾を引く様な煙でD51が心地よいドラフト音を刻み山里の轍を駆ける。
駆けて来た轍を示すがの如く残煙が漂う。

使用機材
カメラ Canon EOS 5D Mark III
レンズ EF28-70mm f/2.8L USM

今回のテーマ「残」
はてさてどんな画を選択するべきかと思案…
テーマを持って撮るのでは無く既に撮った画の中からそのテーマに合わせてチョイスするのは結構難儀。
残念としておちゃらけに走るか?残照として光モノ使いとするか?はたまた違う「残」を用いるか?
取り敢えず画像ファイルで未公開の残り物を漁ってみたら…
残煙漂うヤツが「オレ、オレ」と手を挙げるものでこの画にその任に就いて頂きました〜

一応、来週を以てこの一文字企画展は終了。最終回は高辻さんの選で「長」です。

COMMENT 6

高辻烏丸  2020, 09. 05 (Sat) 10:38

一人ぐらいは「残照」かなと思いましたが、奇しくも三者三様の「残煙」となりました。
そのスケールの大きさや見事なトンネル串刺しの眺めなど、ここでの残煙は秀逸です。
そんなZ路、随分前に一度だけ登っていますが、その後は入山許可証が必要になったこともあってご無沙汰中。
入山許可証のこともありますが、もうこの体力では登ることもないのかも。
いやいや、そんなこと言っていては駄目、機会があれば是非登りたい場所です。

Edit | Reply | 

マイオ  2020, 09. 05 (Sat) 14:53

これがZ?

おお~
ここがずっと見えてるんだ。まさに絶景ですね~
コロナ巣ごもりですっかり体力が衰えたこの身に再び難路を登攀する気構えが
芽生えるのだろうか?
君の膵臓を食べたいものだ。クマの肝?いえいえ、そっちじゃないです。

Edit | Reply | 

ひぐま3号  2020, 09. 05 (Sat) 15:04

高辻烏丸さん

コメントありがとうございます。
我ら三人とも主戦場が汽罐車撮りですから煙がつきものとあっては残煙で揃うのもやむなしですね。
今回はテキストにも記しましたが未公開画のファイルを検索していて「あら?このZ引き画はまだ上梓していなかったんだ〜」と。
個人的な感想ですが「おっ、残り物に福じゃん」ぅて(笑)
この立ち位置、距離的にも高度的にも他の俯瞰地よりは楽な部類ですし、是非一緒に詣でましょう。

Edit | Reply | 

ひぐま3号  2020, 09. 05 (Sat) 15:17

マイオさん

コメントありがとうございます。
はい、これがZの全貌です。煙漂う所の下にレールがZ字に進んで来まして最後はトンネルを抜けて右にフレームアウト。
いい眺め、長時間汽罐車の走りが堪能できる好撮影地です。
ほれほれ、マイオさんを呼んでいるように見えませんか?出来たら高辻さんと三人で一緒に出かけたい物ですね。

何々?寄る年波から老朽化が進んでいる?それみんな同じ、変な精力剤には手を出さずセサミン買いましょう(笑)

Edit | Reply | 

koppel-2  2020, 09. 05 (Sat) 21:06

ひぐま3号さま この場所 標高が高ければ大畑の雰囲気ですよね。 自分は間に合わなかったけど、行ってみたかったなぁ 峠プロの 桑畑の印象の様な作品も好むとこですが、有名撮影地の周りにも撮影ポイントが点在すると云うけだしの名言を実感する様ないい作画ですね。

Edit | Reply | 

ひぐま3号  2020, 09. 06 (Sun) 15:23

koppel-2さん

コメントありがとうございます。
スケールの大きな眺めがこの界隈に点在します。どれも罐撮りに心血注ぐ探求者が開拓した眺めであり
大畑も稲穂と言った歴代の名所を含め、そこを開拓した先達には心から敬意を表するばかりです。
C62ニセコ時代にはニセコ方でフロンティア精神を発揮したものですが歴史に残る立ち位置には巡り会えませんでした。
有名撮影地の側に名所ありは煙プロの格言でしたか。良く友人とそう言ってはお立ち台の前後を徘徊した物でした。

Edit | Reply |