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2019_06
19
(Wed)06:30

モクモク恋しや(函館本線)


C623+スハフ44系5B 函館本線 小沢〜倶知安 1991.09.01

使用機材
カメラ MAMIYA M645
レンズ MAMIYA SEKOR C300mm f/5.6N ULD
フィルム PCG
*PCG…コダック社のプロフェッショナルネガカラーフィルム 120オンリーでISO160だった記憶

通称「ワイス」と呼ばれた倶知安峠のSカーブお立ち台
ワイス温泉と呼ばれる施設が国道沿いにあり、その近く故にそんな通称になったのか?
熱狂的な仕込み煙を好む誰か彼かによって予め「煙願い」が提出される率の高いこの撮影ポイント
「煙が出る」と評判がクチコミで広がり、ましてや踏切脇の立ち位置だけに追っかけ組も参入して来るので
いつ行っても大盛況の人気お立ち台。この日も御多分に洩れずの黒煙モクモク。
仕込み煙と記したが、実のところSカーブの入り口、罐の顔が見えた瞬間は殆ど煙無し
そこからドーンと噴火した火山の噴煙みたいに煙出す
これ、ストーカー給炭のバルブを開き、更に重油併燃のバルブを開いて火室に重油を噴霧すると
このようなドッカーンと煙出すと言う。
実際、罐圧を上げねばならないほど蒸気を使う運行を強いられる時などは本気モードで
爆煙モクモクも多々あるのですが、ことこのワイスと呼ばれたお立ち台は殆どヤラセサービス煙でした。

あら不思議、そんな煙の内幕を知ると爆煙モクモクも魅力半減しちゃいますよね〜
因みに、この日の誰か彼かは…ワ.タ.シでした〜(笑)

COMMENT 2

koppel-2  2019, 06. 20 (Thu) 09:04

 ひぐま3号さま 自分もこの場所は、その後の温泉も含めて行きましたっけ。同様に煙モクモクでした。それこそ罐撮影の魅力の一つに縦昇りで速度が遅くなるSカーブ等はファンの集まるポイントでしたね。爆煙の仕組みは知りませんでしたが、レンタカ-利用でしたので雑誌等で観て煙の出そうな場所や背景の良いと処に行ってましたよ。
 朝の情報番組でひぐまが黄色いポリバケツから頭が抜けなくなってもがいている映像を観て自分達も中々 罐撮影から卒業できないのと照らし合わせて苦笑しておりました。 定時制野球部の選手権大会の夏は予選初戦敗退で終わりましたが、こちらも卒業する為には期末試験が待ち受けております。 60過ぎての野球部は体力的にも過酷ですが、好きだと云う事はバケツを被った状態で周りが観えないのでしょうね。

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ひぐま3号  2019, 06. 20 (Thu) 21:33

Koppel-2さん

コメントありがとうございます。

ここを始め、国道クロスの200キロや218キロ、小沢発車など追っかけでバシバシ撮れるポイントでしたね。
札幌市民時代、週末と言えば山線に出かけた身としては追っかけしれも見ているだけとかテキトーな雰囲気写真を撮ったりと
思いっきり遊びすぎてしまい、後年ロクなものを撮っていないことに「おバカだった〜」と嘆いておりました。

バケツが抜けない…
黄色のバケツなら抜ければそれでいいのですが、撮ること、集めることにハマった身は破滅の人生…
いつの日にか、「我が趣味、栄光の鉄道趣味は不滅ですが、私は今破滅しました」と挨拶する日が来るのか?
いやいやきっと「鉄やめますか?それとも人間やめますか」が先のような感じですぅ〜(笑)

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