

上下とも帯広運転区 1975.05.11
広尾線でのさよなら列車牽引の任に就いた19671と9654
さよなら運行が終わった数日後に帯広運転区を訪れてみると
さよなら牽引の正装とも言うべき過剰な白帯や白縁取りが消された姿で
それぞれの異動を待っている姿に会えた。
19671は生涯ずっと追分機関区で過ごすのかとも思われた72年の9月に
新津から異動して来た39697を持て余した帯広区との間でトレードされて来た罐
帯広では2年半の活躍であったが映えあるラストランの牽引機に指名された縁か
帯広児童会館での静態保存(後に旧愛国駅へ移設)が決まり輿入れを待つ身
一方の9654は帯広運転区唯一の右運転席改造入換え専用機にて
前任地の岩見沢一区への出戻り異動となり回送を待つ身
どちらも過剰なデコレーションが消された関係で黒く磨き上げられた
美しさを誇示する姿を各々の異動前に見せてくれたのでした。
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追分に居た19671の同僚19672,19673は他区から次々に異動して来るキューロクに押され
陥落して廃車解体の運命を辿る。トレードと言う異動によりさよならを引き保存機となった
19671に人生の綾を感じてしまいます。