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2024_02
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(Wed)06:00
第三水曜日【師匠作品での更新】


C622+C623+C6215 急行ニセコ103レ 函館本線 二股〜蕨岱 1971.09.15

蒸気機関車が牽引する最後の定期急行列車となったニセコ号
長きに渡りC62による牽引(小樽〜長万部間は前補機が就き重連、長万部〜函館間は本務機のみ)が71年9月改正をもって
DD51に置き換えられ優等列車を蒸気機関車が牽く運用が消滅した。
それに伴いおりからのSLブームに加え人気者のC622が退くこともあって3重連による運行が7月から9月にかけ3度実施された。
7月18日と8月22日は104レの小樽〜倶知安間のみ3重連運用としての実施
牽引機はC622+C6215+C6216が各日とも担当となり前々補機となったC622が倶知安で切り離され
函館を朝出発した小樽行きD51の牽く121レの前補機として小樽まで回送された。
一方9月15日の3重連は104レをC622+C623+C6216で小樽〜長万部間での運用
C6216は本務機として104レを蒸機牽引最後の急行として函館まで届けた。
前日の本務機であったC6215は103レを牽き函館を発し長万部で待つC622+C623との3重連でファイナルを務めた。
この最終最後の急行ニセコ牽引に際してはニセコのヘッドマークが掲示されての運行となった。
2021年秋に京都博物館でC622にそのヘッドマークを掲示の上で展示され話題となった事が記憶に新しい。
(3重連往時の鉄道ジャーナル誌の表紙にもヘッドマーク掲示シーンが収められた)

さて今回の師匠作品、そのファイナル3重連を復路撮影の名所とも言える二股川橋梁で捉えたものです。
この区間から蒸気機関車が消えたのは2年後の秋。
牽引機はDD51に代わるも急行ニセコも希少な昼間客車急行として44系から14系客車への向上を図り運用、
函館から小樽岩見沢方面を繋ぐ客レや特急北海などと昭和61年秋まで存続した
一世を風靡した急行ニセコの最終運行は昭和61年10月31日であり何のセレモニーも無い寂しい終焉
一足先に鉄道郵便と鉄道荷物が終焉したため14系客車4Boxだけで一層の寂しさを与えた。

北海道新幹線の札幌延伸に伴う在来線の存続問題により山線廃止の上バス転換で沿線自治体が合意していると聞く
いずれこの区間も一足先に消えた蕨岱の駅同様自然に還る日が来るのであろう。