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2006_12
09
(Sat)00:36
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快速いしかりライナー
1988年11月3日快速いしかりライナー誕生
この時は快速区間は札幌駅~江別駅。
ただし江別駅止まりの列車は2000年3月11日の改正までなく、
岩見沢駅・滝川駅・旭川駅のいずれかまで運転されていた。
2000年3月11日快速区間を手稲駅~江別駅に拡大
2001年7月1日より名称を快速から区間快速へ変更

現在は721系731系にて運行
快速区間の停車駅は
手稲駅、琴似駅、札幌駅、大麻駅、野幌駅、江別駅である。
JR発足時の札幌圏快速3兄弟の1員(マリン、空港)
画像は711系で使用した愛称板

vanagon714さんにコラボ

2006_11
13
(Mon)23:03
1枚のサボから…番外編
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711系で使用されたサボ
昭和63年11月時点では
22、24、26仕業が小樽ー江別、手稲ー江別の運用
また、昭和63年8月時点では
小樽発10時18分江別着11時36分の3161Mは
快速マリンライナーであった。
真っ赤なボディに紺帯サボ
入り口ドア上部にあったサボ差しで
誇らしげに存在感をアピールしていた
現存の711系は全て方向幕化された100番代以降車輌
番代区分の消滅と一緒に消えたサボである。
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2006_11
05
(Sun)14:25
1枚のサボから…
広尾線・第6回(最終章)
1枚のサボから題材を取り上げ
シリーズで記載した広尾線も今回が最終章
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札内川鉄橋を渡り帯広市内を行く貨物列車。
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愛国~大正間を行く朝の貨物列車。
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札内川鉄橋を渡る貨物列車。

広尾線から9600が消えたのは
昭和50年の4月
5月3日には「さよならSL」として重連が走った
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忠類にて撮影。上、ひぐま3号。下、パパひぐまの作品。

さよならSLを記念して記念切符が販売された
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ふるさとを離れて数年後
昭和55年12月27日に公布された
日本国有鉄道経営再建促進特別措置法に基き
廃止の申請がなされ
昭和62年2月1日をもって廃止となってしまった。
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鉄路が消え既に20年弱の月日が流れているが
今なお、幸福駅は観光地として栄え
訪れる人たちと、そして現存中に訪れた人たちの
心に残る路線として記憶の中で
キハ12や9600が走り続けている。
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1枚のサボから…広尾線<完>
2006_11
05
(Sun)13:36
1枚のサボから…
広尾線・第5回
第4回まで記載した「広尾線シリーズ」
多忙につき休載って言いながら
DD53を撮影に行っていたりして…
画像処理を済ませたので再開です。
さて、前回予告した「メモリアル乗車券セット」の中身
各駅舎をデザインしたさよならスタンプと区間乗車券
こんな内容でした。
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愛国・大正・幸福から広尾までの8駅
右下に見える赤い子袋に区間乗車券が封入されていた
それがこれ↓
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他に前出の愛国駅入場券が付き
見開きページで廃止間際の時刻表(第4回でアップ済)
見開きのページサイズは約9cm×18cmである。
このセットも他の切符同様に
廃止後に入手したものである。
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画像は現役時代の「幸福駅・ホーム看板」
現在、保存展示されているものは鉄製のフレームだが
現役時代は木製であり、いかにもローカル線の乗降所と言う
雰囲気が出ていた。

第6回・最終章へ続く
2006_10
22
(Sun)21:17
1枚のサボから…
広尾線・第4回
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広尾線の普通列車は
池田機関区に配属されていたキハ12とキハ22が
運用に就いていた。
上の画像はキハ12の3連運用
下の画像はキハ22とキハ12の2連運用
バス窓のキハ12は残念ながら
80年代の半ばで消滅してしまい
キハ40が投入されるようになった
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これはさよなら広尾線・乗車券メモリーセットに
記された廃止間際の時刻表
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これがその表紙であり
記念館になって現存する愛国駅と幸福駅が
デザインされている。

次回はこのセットに入れられている
乗車券とさよならスタンプを公開します。
2006_10
19
(Thu)23:47
1枚のサボから…(今回は2枚だった~)
広尾線・第3回

本日のテーマは「愛国駅」
昭和4年11月2日開駅
帯広起点で11kmに位置し
依田、北愛国についで3番目の駅であった。
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駅名の起源は
元ここに愛国青年団という団体があり
後にこれが愛国という部落名となったので
駅名はこれをとったためとされる。
開業時から有人駅であったが
昭和49年12月15日をもって無人化された
しかし、当時は「愛国~幸福」の切符が
大ヒットの真っ最中であり
簡易委託駅となって乗車券の販売を継続
入場券の販売は中止されたが
観光ブームに便乗して再発売されるようになった。
廃止後は「愛国交通記念館」として
駅舎ならびにホームを保存し
帯広市内(緑ヶ丘公園)から19671を移設し展示している。
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上の入場券は観光記念絵柄入り硬券入場券
中の入場券は記念きつぷタイプの入場券
下の入場券は乗車券メモリーセットに唯一同梱された入場券である。
日付が印刷されたタイプであり
全体に右寄りに印刷されていて○ムとは印字されていない。

漆喰の趣のある駅舎は昭和50年代の半ばに
改築され、現在の記念館に使用されている駅舎に変わった。

当時、自宅のあった帯広市内から
自転車で良く愛国駅には出かけたものであり
午後2時半頃に帯広へ向け発車する1892貨を撮影した。
駅の帯広寄りに牧場があり
如何にも北海道らしい牛舎があってSLと絡めて撮影した
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時は流れ…
廃止が決まった昭和61年の夏
帰省した折、記念のリバイバルトレインが走っていた
昭和40年代、広尾線は混合列車が走る路線であり
当時は帯広区の8620型SLがミキストを牽引していたのである。
それを彷彿させる狙いか、DE10に旧客と貨車をぶらさげ
中札内までの往復運転であった。
列車名は「リバイバル愛国幸福号」であった。
ほぼ、SLと同じ位置にてリバイバル撮影してみた。
12年ぶりの撮影であったのがこの写真である
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その後、平成元年に廃止後初めて愛国に行ってみたが
そこだけ時が止まっているような感じであった
それから18年、今はどうなっているだろう…
2006_10
19
(Thu)00:23
1枚のサボから…
広尾線・第2回
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昨日の記事に掲載したサボは
帯広ー広尾/帯広ー中札内 ○帯
あれは業者が販売したレプリカサボ
今日の掲載サボは
帯広ー大正/大正ー帯広 ○釧
このサボは廃止記念に国鉄が製作しキヨスクで
販売した記念サボ

昨日の記事…
どちらかと言うと「愛国ー幸福」の乗車券に
スポットが当った内容
おかげ様でN市のTさんのブログではコラボ
本館HPの掲示板ではブログネタとして
反響を呼んでおります。
ありがとうございます。

さて今日は…
愛国ー幸福の続編バージョン
まずはこの切符
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これは観光旅行記念の絵柄入り硬券
200円時代のもの
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続いてこちらは廃止記念で
販売された記念切符タイプ
中に硬券がデザインとして印刷されている
その日付が廃止最終日である
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更にこちらは
「さよなら広尾線・乗車券メモリーセット」に
入っている硬券、日付は廃止日の62年2月1日
この2枚の廃止日の切符を良く見比べて見ると
硬券には○ム愛国から幸福ゆき
発行駅も○簡愛国となっているが
記念切符タイプの乗車券は○ムも○簡も無い
これはメモリーセットに入れられた硬券のみが
そう印刷されているのだろうか?
不思議な事である。
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今日の写真
昭和50年5月3日に運行された
さよなら列車の画像
これ、「ひぐま①号」の撮影
3号はモノクロでやや離れた位置で撮影につき
今日はパパ熊のものをアップです。

次回は愛国駅について考察する予定です。
2006_10
17
(Tue)22:38
1枚のサボから…
広尾線・第1回
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昭和62年2月1日
帯広と広尾を結ぶ国鉄・広尾線が廃止となった。
昭和4年に帯広ー中札内間が開業し
翌年には大樹まで延伸され
そして昭和7年11月5日広尾までの全線が開業した。

昭和48年3月に放映された
「新日本紀行」で愛国、大正、幸福の入植農家が紹介され、
このドキュメンタリーの放映が縁で
大正ー幸福間の切符が
「たいそう幸福に」と縁起をかつぎ売れ始め
若いカップルや新婚さんの間で
愛国ー幸福間の切符が
「愛の国から幸福へ」と縁起切符として
爆発的な販売を記録した。
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昭和53年の夏にその数は1000万枚を突破して
記念切符まで販売された。
年度別の販売枚数は
昭和48年が8173枚
昭和49年が7403295枚
昭和50年が1563501枚
昭和51年が634601枚
昭和52年が331404枚
昭和53年6月10日時点で31884枚
こう切符の裏に書かれている。
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この3枚の切符は昭和49年から51年にかけてのもので
人気がピーク時のものである。
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この記念乗車券は廃止間際に販売されたもので
昭和61年の販売である。
昭和51年当時70円だった料金
10年後には3倍以上の220円である。
この程度の期間で3倍以上値上がりした物は他にあるだろうか?
こうして大幅な値上げをしても
赤字解消には至らずバス転換路線として姿を消したのであった。
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写真は愛国駅に到着した59690牽引の貨物列車
ホームに見えるダンボール箱は
ここの名産品「メークィーン」である
昭和49年9月撮影

2006_06
08
(Thu)22:07
先日から我が鉄・部屋の壁面に
3枚のサボが並んで掲示されています。
どれも、白板相互表記で
帯広発…
さて、ここで問題です
下の画像をよくご覧下さい。
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帯広の書体が3枚ともビミョーに違います。
①②③と番号をふってみました。
実はこの3種
生い立ちがそれぞれ違うサボ
1枚はマジもの。つまり本物
1枚は記念品としてキヨスクで売られたもの
1枚はバチもの。つまり偽者
さて①②③どれがどれでしょう~?
ヒントは「北の鉄・板ミュージアム」を見てね
まあ、それにしてもサボの書体は結構さまざま
札幌の札とか、函館の函とか種類があります。
きっと製作時に製作担当者の癖なんかが
反映されるのでしょうね
さて、問題の答えがわかった方
コメント欄で返答して下さいね。
2006_05
17
(Wed)01:27
我がHPの「北の鉄・板ミュージアム
談話室の掲示板
急行「ちとせ」のサボで区間表記の怪をお尋ねの
書き込みがございました!
なかなか書き込みのされない掲示板ゆえに
大歓迎の書き込み。
さてさてこの怪を解くのは誰の力か?
皆さんのお知恵を拝借したくここに
お願い申し上げま~す
よろしくです
掲示板アドレス
http://bbs8.fc2.com/php/e.php/higuma3-tetuita/